OptiSPICE Version 2.0
OptiSPICE 2.0 では、マルチモード導波路や多層フィルタを含む光集積回路のデザインとシミュレーションのための機能強化が行われました。
その他、主要な新機能につきましては下のリストをご覧ください。また、具体的な使い方につきましては、インストールフォルダに収録されている チュートリアルマニュアル(Technical Background and Tutorials)や、サンプルモデルをご覧下さい。
新しい電気素子&モデル
BSIM4
CMOSテクノロジとRF高速CMOS回路のシミュレーションをモデル化する際の多くの問題に対して、より厳密に対処するためにBISM4に対応しました。
JFET, MESFET
新しい電界効果トランジスタ素子として、JFETとMESFETが追加されました。
MOSFET, BSIM3, BSIM3SOI
温度依存と新しい雑音モデルが考慮できるようになりました。
新しい光学素子&モデル
Waveguide Elements
導波路パラメータを変更することができる新しいマルチモード導波路素子が利用可能になりました。
Multilayer Filters
各層について温度依存と電圧依存のインデックスを含む、一組の層から成るアクティブフィルタです。
Multilayer Filter Layout(画像クリックで拡大)
Ring
クロスカプラと多層フィルタから成る4ポートまたは2ポートのリング素子です。
Cross-couplers
新しい光クロスカプラです。
Laser
光学フィードバック・モデルを加えたシングルモードレーザです。
Mach-Zehnder
新しいモデルではチャープ信号計算機能が強化されました。
Delay
電圧依存性が加えられました。