開発元 Optiwave社

OptiSPICE Version 5.3

OptiSPICE 5.3には、光Sパラメータ素子の機能を大幅に強化しました。これによって、Photonic ICの設計が本格的に可能になりました。

リリース日:2018年3月

光Sパラメータ素子の機能強化

光Sパラメータ素子における数値解析の安定性、収束性および精度が改善されたほか、OptiFDTDでの解析から得られた S-Parameter データをインポートできるようになりました。
さらに、時間遅延(Time Delay)が設定できるようになりました。

下図は、リング共振器における異なるTime Delayが設定されたの場合の過渡解析例です。

下図は、リング共振器の光周波数領域の解析例です。

下図は、リング共振器におけるピコ秒パルスの過渡解析例です。
パルスのスペクトル幅が広いため、パルス信号の一部がスルーポートにリークしていることがわかります。

下図は、リング共振器の波長フィルタリング機能を示す解析例です。

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